# touch of color
2018.12.12
メイクにおいて、発色はとても重要だ。
たったひと塗りで表情まで華やぐ発色、探し求めていた肌に溶け込む絶妙な色合い。
鏡を見てはっとするようなカラーに出会えたときの、
あの何とも言えないときめきは、
メイクに魅了されたことのある人なら誰でも感じたことがあるはず。
ローズ・マリーもまた、子どものころピンクの羽がついた丸い箱のお白粉と真っ赤な口紅を、
ママの洗面台で生まれて初めてつけてみた時の高揚感。
そのシンプルな喜びを未だに忘れず、大切にしている。
そして、それはrms beautyのプロダクトのカラーリングへのこだわりにもつながっている。
ローズ・マリーのカラーリングのヒントは様々。
マリリン・モンローのセンシュアルなリップをイメージしたリップチーク スマイルや
ジゼル・ブンチェンの赤みの強い唇に似合うように作られたリップシャイン モーメント。
またスウィフトシャドウは、1970年代モノクロテレビで放送された西部劇、
町のドラッグストアで化粧品や香水が売られていたシーンからインスパイアされた。
どこかエモーショナルでスモーキーなカラー展開になっている。
一言で「赤」、「ピンク」、「オレンジ」、「ブラウン」などといっても、
少しオレンジ寄りの赤、青みがかったピンク、淡いオレンジもダークなブラウンも。
それらのカラーは肌に乗った瞬間、人それぞれのカラーに変わる。
rms beautyのプロダクトは、肌に乗せた時にこそその本領が発揮される。
どの商品もよく肌になじみ、浮いて見えないのに、パッと華やぐように計算されているのだ。
彼女は、オーガニックコスメの「発色がパッとしない」というイメージを、
自分の経験と感性で改革を起こすことをモットーにしている。
どんなに成分が良くても、カラーに心を弾ませることができなければ、
メイクを本質的に楽しむことはできないと考えているから。
rms beautyに触れたとき、
幼い頃と変わらないあのピュアな感覚を、世の中の女性にも味わってほしい。
カラーで自分を表現すること、その先にある美しさへの憧れはとどまることはない。