rms beauty COLUMN

# 流行とクラシック

2019.02.15

ローズ・マリーに流行りのメイクについて質問をすると
こう返ってきた。

私は、自分がしたいメイクをする。
ただそれだけ。
何が流行っているのかなんて気にする必要はない。
あなたもあなたの好きなようにメイクを楽しみなさい。

はっとさせられる、力強い返答だった。

彼女のメイクに関する考え方の軸はいつもブレない。
それは「自分らしいかどうか」だ。

「だれが何と言おうと、これが私」
そんな意思を貫いている人は、メイクにもその人なりのこだわりがにじみ出ているものだ。

流行に流されるのではなく、
自分の意志で選択しながら楽しむことが大切。

そして彼女がメイクをするうえで、もうひとつ大切にしていること。
それは「クラシックであるかどうか」。

時代を超えて美しいと称されるものには、
いつでもどこかクラシックな品格が宿っている。

ローズ・マリーのミューズのひとりは、オードリー・ヘプバーン。
知性と可憐さが同居する普遍的なオードリー・ヘプバーンの美しさは、まさにクラシックそのもの。
今もなお世界中で愛され、そのファッションやメイクは多くのアーティストに刺激を与えている。

流行や情報に惑わされず、
ぶれない自分を磨いた先にある洗練されたクラシック。
その軸があれば、メイクはもっと自由に楽しくなるということをローズ・マリーは自ら体現している。

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